京都に住む人々からのおもてなしの魅力
京都はユニバーサルデザインに優れた街だということを知っているだろうか。
ユニーバサルデザインとは、すべての人のためのデザインを意味し、年齢や性別、障害の有無に関わらず多くの人々が利用可能であるようにデザインをすることだ。
観光名所の多い京都では、訪れる人に介護が必要だとしても古都の魅力を感じてもらえるように、京都に住む人々からのおもてなしの心が用意されている。
観光地のバリアフリー化を始めとして、介護福祉士が同行する観光ツアーや福祉タクシーなどのサービスが見られるのも京都の魅力である。
介護職を調べると、ブラックなどという評判が数多く見られるが、京都府では介護職に興味を持つ人に安心して働いてもらえるように、きょうと福祉人材育成認証制度という取り組みがされている。
これは労働時間や労働環境、給与体系などを京都府自らが厳しくチェックし、クリアした事業所を公表することで介護職を目指す人々を支援している。
また、関心のある人にさらに興味を持ってもらえるように就職支援プログラムも豊富だ。
学生であれば学部や学科に関わらず職場へのインターンシップも充実している。
一般求職者であっても福祉職場見学会が実施されているので、見学へ行く環境はとてもよく整備されているといえる。
さらに学生には無利子の修学資金貸付、介護経験者には最大20万円の準備金貸制度がそれぞれ京都府から利用出来る。
このような京都府によるおもてなしのサポートは、介護職を目指す人にとって大きな魅力となるに違いない。
京都への移住をお考えならば介護で頑張ってみるのも1つの選択肢かもしれない。
参考になるサイト(京都へ移住して働く~介護編~)もあったので覗いてみると良い。